サイトトップ > ドクターブログトップ > フラクショナルCO2レーザー

フラクショナルCO2レーザー

ドクター倉田 2017/04/08

こんにちは。

最高気温が20度を超えるようになってきましたね。

クリニックの近くに増上寺がありますが、そこからとても綺麗な春空だったので東京タワーの写真を撮ってみました。

今回のテーマは「フラクショナルCO2レーザー」です。

少し細かいことも含めご説明いたします。

レーザーという言葉は今や日本語ではないかというくらいよく耳にします。

LASERと英語表記しますが
L:Light
A:Amplification
S:Stimulated
E:Emission
R:Radiation
「誘導放射による光の増幅」を意味します。

レーザーを大別すると、固体・液体・気体の3つに分けられます。

CO2レーザーは炭酸ガスを媒質とした気体レーザーに分類されます。

CO2レーザーは、と反応するといった特徴をもっています。

皮膚に照射すると、CO2レーザーの高出力がもたらす熱圧力効果により皮膚組織内の水分を揮発させます。

では「フラクショナルCO2レーザー」のフラクショナルとは何を意味するでしょうか。

fractional:断片の、端数の、わずかのという意味になります。

つまり断片的にCO2レーザーを照射していくことを意味するのです。

これはフラクショナル・テクノロジーと言われ、レーザーを小さな点状に照射する技術になります。

フラクショナル・テクノロジーを用いたレーザー照射では、同じ面積にレーザーを照射しても、あえてレーザーでダメージを与えない皮膚組織を残すことができ肌に与えるダメージや痛みを極力抑えることができます。

レーザー照射により穴が開いた皮膚組織は、皮膚の自己再生能力により、修復されますが、傷は縮みながら治癒していくため、肌は引き締まり、ハリが出てきます。

一度の照射で約10%程度の皮膚が新しいものと入れ替わります。

ここで、皮膚が新しいものと入れ替わる・・・ターンオーバーについて解説します。

前回、皮膚の構造についてご説明しましたが、皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」から成り、さらに表皮は一番内側から、基底層・有棘層・顆粒層・角質層と4層構造になっています。

基底層で生まれた細胞は形を変えながら表面に押し上げられていき角化細胞となりますが、この細胞は新しい細胞に押し上げられるようにして表面まで上がり、最後はいわゆる‘垢’となって自然にはがれ落ちます。

このサイクルがターンオーバーです。

つまり表皮は絶えず入れ替わっているのですね。

年齢、身体の部位にもよりますがターンオーバーの周期は28日〜56日程度と言われています。

ターンオーバーが遅い場合は角質が溜まり、肌のくすみ、シミとして現れます。

フラクショナルテクノロジーは肌の入れ替えに最も効果的だと言われ、肌のくすみ、ニキビ痕、毛穴の引き締めに効果があります。

皮膚が新しいものに入れ替わることの重要性はご理解いただけたでしょうか。

では実際に機器と施術について解説していきます。

フラクショナルCO2レーザーの種類は様々であり、フラクセル、アファーム、スターラックスなどがあります。

アファームはダウンタイムが少なく痛みが少ないという謳い文句をよく見かけます。

これは、アファームは他のフラクショナルCO2レーザーと比較し浅い層に熱刺激を加えているからです。

痛くなく、ダウンタイムが少なくさらに効果が劇的に高い・・・とは商業ベースの要素が強いと思いますが。

当院では「Dragon-f co2」という製品を使用しています。

フラクショナルCO2レーザーの施術の流れですが、まず、カウンセリングでお悩みをしっかりお聞きし実際の照射範囲を決めます。

次に麻酔クリームを塗布し、照射します。

実際の照射については動画をご参照ください。

施術後はGFパック(パックは施術料金に含まれます)を行います。

※GF:growth factor・・・成長因子(細胞増殖因子)

体内でコラーゲンやエラスチンを生成する細胞をはじめ全ての細胞増殖をコントロールする働きを持つタンパク質の一種です。

肌の老化を遅くしたり、細胞を活性化させ、コラーゲンを新しく作るなど皮膚を若々しくする働きがあります。

また、肌組織の修復や色素沈着を改善するなどの働きもあります。

ダウンタイムですが、照射直後は赤みが出ます。

肌の火照り、ヒリヒリ感を伴います。

GFパックと冷却をすることでかなり落ち着きますが3日間くらいで肌の赤みは引きます。

当院スタッフのブログで経過を詳細に説明しておりますのでご参照ください。

▶︎http://www.tokyo-biyo.jp/blog2/2013/08/co-2.php

施術後しばらく、いつも以上に肌のケア(保湿等)をお願いしますm(_ _)m

強い刺激や日焼けは厳禁。

施術の間隔ですが、皮膚のターンオーバーを考え4週間はあけていただいております。

※ターンオーバーが早く乱れた皮膚は未熟な細胞のまま上に上がっていくため保水能力が低く乾燥しやすくなるので。

一度の施術で約10%程度の皮膚が新しいものと入れ替わるので当院では複数回、施術をしていただくことをお勧めしております。

肌の状態、また施術への反応の程度によって必要な施術回数は異なりますので最初のカウンセリングでしっかり診察させていただきます。

またしっかり日焼けをされている方、光過敏症の既往がある方、照射部位に傷がある方などは治療が受けられないケースがありますのでまずは一度お問い合わせください。

当院は完全予約制ですのでお悩みについて丁寧にカウンセリングさせていただきます。

今週もお疲れ様でした。

素敵な週末をお過ごしください。

 

 

 

東京美容皮膚科クリニック公式フェイスブック 東京美容皮膚科クリニック公式ツイッター 東京美容皮膚科クリニック公式インスタグラム 東京美容皮膚科クリニック公式ライン

 

 

アーカイブ

人気記事

ページのトップへ戻る