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ピコレーザー稼働中です!

  2015/12/12

東京美容皮膚科クリニック浜松町院の野口です。

11月下旬にピコレーザーが当院に搬入されてから約2週間が経過しました。

海外の論文やレーザー業者の方の話を参考にしながら、当院なりにQスイッチYAGレーザーからピコレーザーに切り替える時期、またピコレーザー治療時のパワー設定を決めました。

以前のブログにも書いてありますが、タトゥーは金属の粒子で色をつけています。

その粒子は比較的大きく、細かく砕かないと体の外には排出されません。
(色がうすくなりません)

 

ここで、タトゥーの金属の粒子を大きな丸い氷と仮定しましょう。

従来から治療に用いているQスイッチYAGレーザーはとんかち、今回新しく使い始めたピコレーザーはアイスピック(先がとがっている削る物)と表現できます。

大きな氷を砕くのに、アイスピックで初めからやってもなかなか削れず効率が悪いです。

しかし、とんかちで大まかに砕いてから、アイスピックを使えば、かなり細かく砕くことができます。

タトゥーも同じで、QスイッチYAGレーザーで大まかに金属の粒子を砕いてから、ピコレーザーでさらに砕くのが効率的だと考えています。

 

その為、当院では最初からピコレーザーを用いるのではなく、QスイッチYAGレーザーである程度治療を行ってから、ピコレーザーに移行するようにしています。

 

今まで当院でタトゥーのレーザー治療を受けられている方で、ピコレーザーを使う段階に来た方にはその都度ご案内させていただいています。

新しく始められる方にも同じような治療を提供させていただくつもりです。

2016年2月末までは、ピコレーザーを治療で使用する際も、今までと価格を変えずに追加料金なしで対応させてもらいますので、治療開始を検討されている方は是非一度ご来院ください。

今までQスイッチYAGレーザーで治療をしていて、最近ピコレーザーに切り替えた方たち(一部の方)の写真をお見せいたします。

それぞれの写真の一番左が治療前です。真ん中がQスイッチYAGレーザーで何度か治療をしてうすくなっている状態です。

一番右はピコレーザーを照射した直後の状態です。

 

 

 

 

いずれの方もQスイッチYAGレーザーでかなり薄くできています。

黒は特に認識できないくらいまで薄くなっており、黒以外のカラーのタトゥーも薄くなっています。

しかし、QスイッチYAGレーザーでもどうしても限界はあります。

そこでピコレーザーに変更し、照射したところ、しっかりとホワイトニング(照射した場所が白くなる現象)が確認されます。

これは、レーザーが色素にしっかりと反応しており、さらに薄くできることを表しています。

また、今後の経過はある程度、治療回数が進み効果を判定できるようになったところで
お見せしたいと思います。

とても濃い黒や黒以外のカラフルなタトゥーが入っていた方は、ピコレーザーが治療の選択肢となったことで、治療効果が今まで以上に期待できますので、治療を検討されている方はこの機会に是非ご検討ください。

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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