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セルリバイブジータ(W-PRP白血球含有多血小板血漿+成長因子)について

staff 2011/11/26

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セルリバイブジータ(W-PRP白血球含有多血小板血漿+成長因子)について
先日、輸入業者様から、英文を和訳したものを、メールでいただきましたので、
以下、アップします。 直訳になっていますので、少しおかしい文章となっています。
現在行われている注入療法として
コラーゲン、ヒアルロン酸、ボツリヌス菌etc…
これら注入療法の中で新たに注目されたものがPRPです。
このPRPに白血球を含有させたものがW-PRPとなります。
白血球を含ませることによるメリットとしては古い細胞を取り除いて掃除してくれる働きがあることから、
新たに細胞を再生させるためにふさわしい場所を作ってくれるそうです。
PRPの注入療法は人間がもつ創傷治癒の効果を利用したものです。
例えば転んだりして傷が出来た後にかさぶたができますが、そのかさぶたは傷を直す為に体内で行われる炎症期~組織の再生期までの間を
体外からの細菌等の侵入を防ぎながら、適度な環境をつくり、再生化を促進させる働きがあるようです。
この創傷治癒の働きを、W-PRPの注入だけで体内で作用させ、組織の再生化を促すはたらきが出来るそうです。
実際現在PRPを使用した組織再生を行っている適用分野は多岐にわたり、歯科治療、外科手術などはもちろんのこと、現在はこの美容面までに至っております。
血小板は様々な成長因子を放出します。
PDGF、FGF、EGF、VEGF、TGF-β等が挙げられ、様々な組織の再生を促すもののようです。
ただ、この成長因子が多ければ良いというわけではなく、再生に適した量というものがあり、セルリバイブで使用するSelphylキットは正にその点を考えて出来た製品です。
更に遠心の回転数をデータを基に割り出し、理想的な回転数でPRPを作りだします。
自己多血小板血漿(PRP)は自己血液中に存在する血小板をとても多く含む血漿です(通常の2~7倍)
SelphylキットでPRPを作製すると通常の約4~10倍の血小板を含みます。
特許を取得したフィルターにより、安定した回収率がある点も他のPRPキットとは比較できるようです。
注入に於いては顔はもちろん、首、手の甲に施術することも可能ですが、
一番の強みとしては、他のフィラーでは対応出来なかった下眼瞼へのアプローチに最も適してると言われております。
ただ、下眼瞼への注入の際は、効果がとてもで安いので、bFGFの添加量を基本の半量、もしくは添加無しの方が仕上がりがきれいなようです。
注入後、リモデリング期間が6ヶ月あり、その間に組織の再生化が行われるそうです。
持続効果としてはセルリバイブは1年半、セルリバイブジータは3年と言われておりますが、まだまだ可能性のある施術であると言えるのではないでしょうか。
また同一部位に更に注入をしたいということでしたら、リモデリングが終わった6ヶ月以降に行って頂けますと、更に効果が上がると言われております。
・・・・・・・・・・・
最近、東京美容皮膚科クリニックに、営業にこられる業者さまの中で
紹介される製品の中でPRPや、PPPが増えてきました。
PRPを精製するキットも、数年前に比べると価格がさがりましたが、
粗悪なもの(血小板濃度の薄いものや、もともと、人の身体に注入する目的ではないものetc)
も出回っている気が、します。
(ヒアルロン酸やボトックスも、たくさんの商品がでています。)
臨床で、僕は4年程前から、W-PRPζ(セルリバイブジータ)を使用していますが、
ほうれい線や、目の下の凹みなど
毎年、経過をみていると、持続の面でヒアルロン酸注入よりも
圧倒的に、患者さまの満足度は高いと思います。
客観的に、術前の写真と比較しても、効果は高いです。
クリニックのHPには、刺青レーザー治療のと異なり、
BEFORE・AFTERの写真を掲載するのが、顔が映る為、難しいですが、
院内モニターの写真は結構、おみせできます。
(コラーゲン注射は、7年以上前に必要性を感じなくなったため、診療項目からはずしています。)
PRPも、5年程前は、一時的に、リジェンACRといったものを
使用していましたが、
効果の部分で、僕は?でしたので、W-PRPζセルリバイブジータに切り替えました。
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PPPといったものも、普及してきていますが、
これに関しては、すぐに吸収されてしまいますので、
PRP同様、採血の必要性がある以上
PPP注入を、行うくらいなら
ヒアルロン酸注入で充分パフォーマンスは期待できるため
現段階では、導入を検討していません。
輸入業者さまとも打ち合わせをした際に
意見交換をさせていただきましたが、
実際に施術をする際に、混入するζ(ジータ)の濃度を
桁を1つ、間違えているお医者さんもいらっしゃるようです。
また、乳房に脂肪注入の際に、混入して行うPRP注入
に関しては、私見ですが、行うべきでないと考えています。
PPPの混入は、目新しさを求める患者様に対し、施術費用を高額に設定する
手段であり、あまり副作用もないと思いますが・・・。
つらつらと書きましたが、わかりづらいですね。
スレッドリフトに極細の製品が何種類か登場してきています。
金の糸しかり、あまり効果を感じませんでしたが、
(耳の前に糸を入れて引っ張る手術を勤務医時代に行っていましたが、非吸収糸を顔面に、入れていくことに僕自身抵抗があるのです。)
そろそろ、スレッドリフトに関しては、世の中に受け入れられるものが、出てくるかもしれません。
来週は、スタッフ2名と共に、脂肪細胞を凍らせて
アポトーシスさせる?医療機器 ゼルティックを
体験してくる予定です。
これは、確実な効果を期待できるようです。↓↓↓
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HPに関しては、内部リンク等、不備が結構ありますので、
週明けより、修正していきます。
レーザー脱毛の新料金等、わかりづらく、みづらいままで
ご迷惑をおかけします。

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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