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簡単なようで実は難しい治療

2020/08/18

長い梅雨がようやく開けた途端に猛暑ですね

今年はコロナの影響で在宅していることが多く、熱さに体が慣れていない為、例年以上に熱中症になり易いようなので、皆様お気を付けください

 

さて、切らないたるみ治療を専門に行っている当院ですが、通院して下さっている患者様の濃いシミやほくろを治療することもあります。

 

シミ(限局した濃いシミ)やほくろの治療は、レーザーをあてると簡単に取れるんでしょ?と思われている方がとても多いのです

が、、、、、

実はとても難しい治療なのです

 

しみ(限局した濃いシミ)の治療

 

この場合は、QスイッチYAGレーザーを用います。

レーザーがシミに反応すると、

ホワイトニング(表面が白く浮腫む)瘡蓋になる瘡蓋を愛護する瘡蓋が取れる

シミが取れている

このような経過をたどりますが、ここで終わりではありません

ここから一過性の色素沈着(茶色)が出ます。

この色素沈着の出方に個人差があり、濃く出てしまった場合、あれ?シミが取れてないじゃない?となるのです

実はシミが取れてない訳ではなく、シミが再発したわけでもないのです

色素沈着は炎症後の肌の反応になりますので、治療方法は何もしない事

擦らない、日に当てないなど基本的なことを守って頂きます。

また、ハイドロキノンクリームを使用して色味を早く改善させていく方法となります

あまりに薄いシミにレーザーを当ててしまうと、色素沈着の方が濃く目立ってしまったり、皮膚の薄い弱い方だと、レーザーによって一時的に皮下出血を起こすこともありシミの治療はとてもデリケートなのです

 

ほくろの治療

ほくろは治療方法が2つあります。

大きさや形状、部位によって治療法が決まります。

基本的に5mmを超える大きさのものは手術(切って取る)をご案内します。

※手術は当院では現在行っていません

5mm以下の小さなほくろはCO2レーザーで削る治療となります。

局所麻酔をして、目に見える範囲をCO2レーザーで削っていくのですが、実は

・ほくろが再発する 

・ほくろが残ってしまう 

・削り過ぎて凹むなど

と様々なリスクが紙一重なのです。

 

シミやほくろの治療に共通して言えるのは、治療自体が上手くいっても、その後のケアの仕方が悪いと経過が思わしくないことです

徹底したUVケア、テープ保護、瘡蓋を無理に剥がさない、擦らない、薬をしっかり塗る、などなど基本的な事ですが、怠ると予後が悪くなってしまいます、、、

 

シミ治療もほくろ治療もダウンタイム(傷部分のテープ保護が必要)がある治療なので長期休みを利用して数多くの除去を望まれる患者様が多いですが、簡単なようで難しい治療であるという事を理解した上でお受け頂きたいと思います

 

当院では初診の患者様のシミ(レーザー治療)とほくろやイボの治療をお断りしています

通院中の患者様の治療については今まで通り対応させて頂きます

 

※たるみ治療は初診・再診に関わらず、全ての患者様のお悩みの改善に向けて尽力させて頂いております

mochi

 

 

 

この記事の監修者

二宮 幸三(にのみや こうぞう)東京美容皮膚科クリニック 院長・医学博士
二宮にのみや 幸三こうぞう
東京美容皮膚科クリニック 理事長・院長
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
たるみ治療に特化し、新しいリフトアップレーザー機器の素晴らしさを安心して体験いただけるよう、痛みの少ない施術を心掛けています。
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。

 

 

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