医療業界で様々な技術の発展から、「再生医療」という分野を耳にすることも増えてきました。
再生医療の分野では、日本人の山中教授が人間の皮膚細胞からIPS細胞の樹立を世界で初めて成功させ、ノーベル賞を受賞されたというニュースはご存じの方も多いのではないでしょうか。
今回皆さんにご紹介したいのが、美容医療界で今注目されている「成長因子(グロースファクター)」について。
美肌に関係があるということでも注目をされていますが、どういった効果があるのでしょうか。
美容クリニックで不動の人気を誇る、成長因子高配合「ＳＲＳマスクパックプラス」と一緒にご紹介していきたいと思います。
※2019年6月25日の記事の加筆修正をしました。
目次
成長因子とは、特定の細胞の分化を促進するタンパク質の総称です。
別名「増殖因子」や「細胞増殖因子」とも呼ばれています。
細胞の種類によって成長因子の働きは異なりますが、現在は肌を若々しく保つための成長因子が存在することも分かってきています。
美容クリニックでお馴染みの「SRSマスクパックプラス」には、特に「美肌」に関係する成長因子がたっぷり配合されています。
数種類存在するSRSマスクパックの中でも、今回は「SRSマスクパックプラス」について解説します。
以前、浜崎あゆみさんのスタイルブックで紹介されたこともあり、常に売れ続けている人気製品です。このパックは、美容クリニックの治療でも実際に使われており、肌の鎮静や創傷治癒効果を助ける目的などで使用されています。
人気を集める理由は美肌には欠かせない「成長因子」が多く含まれていることにあります。
SRSマスクパックプラスには元々人間の体内に存在する、主に「５種類の美肌に関係する成長因子」が配合されています。どのような効果があるかをみていきましょう。
SRSマスクパックプラスの中に含まれる最も代表的な成長因子がEGFです。
EGFが発見された当初は火傷を負った皮膚の再生を目的として皮膚再生医療の分野で使用されていました。
日本語ではEGFは上皮増殖因子といい、その名の通り上皮細胞の増殖や、線維芽細胞を刺激してコラーゲン生成を促進します。美容効果としては、「傷の治癒やシワ予防」、「アンチエイジング」が期待できます。
IGF-1は成長ホルモンのように、細胞の成長を促進させます。
この成分にも傷ついた肌細胞の再生を助け、皮膚を再生させる働きがあります。
また真皮には、ECM（細胞外マトリクス）というコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸といった4つの成分から構成される「ハリ、弾力、潤い」を担う部分があり、IGF-1はECMの環境を整えます。ECMの環境が整うことで「たるみやシワの予防と解消」が期待できます。
bFGFは、２５種類あるFGFの中の一つで、医療の分野では皮膚に関わる様々な治療に用いられています。
他の成長因子同様、ECM合成を促進するのはもちろん、新たなコラーゲン線維を作り上げることで「自然なシワ治療」が期待できます。
VEGFは「血管内皮細胞増殖因子」とも呼ばれるように、主に血管の新生を促していくタンパク質です。
血管の発達をサポートすることで組織の成長を助けるのに加えて、コラーゲンの生成、毛包形成や育毛の促進にも効果があると認められており、現在はまつ毛美容液などにも配合されています。
SIRT1は、「サーチュイン遺伝子」という皮膚細胞の老化を防いで寿命を延ばす「長寿遺伝子」とも呼ばれています。多くの老化要因を抑える効果があると考えられており、若々しい肌を保つのに必要不可欠な因子と考えられています。SIRT1は特に皮膚細胞に対する効果が高く、「シミやシワの改善」、「肌のバリア機能の改善とセラミドの合成」などアンチエイジング効果としては優秀過ぎる能力が注目されています。
美肌を保つために必要な成長因子がたっぷり高配合なSRSマスクパックは手軽に成長因子での美肌治療が可能。お家でのスペシャルケアや、施術後のケアにもおすすめできます。
有効成分の含有量もたっぷりなSRSマスクパックはクリニック専売品です。
ホームケアやおこもり美容では、週に1度のスペシャルケアとして、また、ダウンタイムがある美容治療後の肌のメンテナンスケアとしても活躍してくれます。
一般販売はされていませんが、美容クリニックなどでの取り扱いは増えています。
人気絶大なSRSマスクパック、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
