この記事の監修者
医師・医学博士、ウルセラ認定医
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
日々、研鑽しています。
最も信頼され、感謝されるクリニックでありたいです。
ウルセラは、医療機器を使った医療行為です。
料金や効果の前に、クリニックが医の倫理、人の倫理に反してないかは常に意識しましょう。
信頼できるクリニックをみつけたら、ウルセラを得意としているかを調べてみましょう。
信頼できるクリニックをみつける方法はあるのでしょうか。
美容医療ならではの、チェックしたいポイントをみてみましょう。
匿名であるサイトが多いため、良い口コミも、悪い口コミも100%真実とは限りません。
これは美容医療にかかわらず、どの業界でもいえることですね。
安心なのは、家族や知人など
信頼できる方がおすすめするクリニックを選ぶことです。
クリニックの雰囲気、医師やスタッフの対応、治療の効果など、忖度のない意見はクリニック選びの参考になります。
ホームページに「医師紹介」や「ドクター紹介」といった医師の経歴が記載されたページはありますか?
ネット社会において、経歴や顔を出すのは治療への責任感のあらわれです。
顔を出している医師が必ず信用できるとは限りませんが、治療する医師のプロフィールは知っておきましょう。
経歴からその医師が何を得意としているのかを知る助けにもなります。
さらに医師スケジュールや外来表が掲載されていれば、より信頼できるでしょう。
自由診療であってもウルセラは医療行為。
問診、医師の診察に始まり治療方針を決めるのが本来のあり方です。
治療の適応があるか、治療のリスクはあるのかといった説明も含めて最初から医師がカウンセリングするクリニックをおすすめします。
受診してみると、気が付くとオプションが追加されたり、他の治療に誘導されたりで、当初の予定以上に費用がかかってしまうことがあります。
また未だに税抜き価格で表示しているところもあります
料金表に少しでも不明な点があれば、予約の際にクリニックに確認しましょう。
インターネットで「ウルセラ」で検索すると、東京都内だけでもホームページを掲げているクリニックは約40院にもわたります。
この章では、
ウルセラを得意としているかを見極めるために
ホームページで見るべきポイントを解説します。
施術メニューを見ると、クリニックが得意な治療の傾向がみえてきます。
メインとなる治療は手術なのか、糸リフトなのか、注射なのか機器なのか、、、
また得意な症状はたるみ?シミ?ニキビ?
一概にはいえませんが、ウルセラを専門としているクリニックは「切らない」、「たるみ」この2つのワードを使っています。
ウルセラはクリニック側としてはコストがかかる治療です。
機器、カートリッジも高額なため、安すぎる価格では経営は成り立ちません。
ウルセラは他の治療へ誘導する呼び水かもしれません。
「ウルセラ認定医」ときくと、保険医療の分野での「専門医」と同じように厳かな感じがするかもしれません。
認定医は講習を受けると取得することができます。
当院の医師は全員、認定医を取得していますがウルセラが上手いという指標にはなりません。
認定医の資格より、
ウルセラ治療を何年行ってきたか、
症例を積んできたか、
経験に基づいたクリニック独自照射メソッドがあるか
の方が大事です。
まずはシンプルに医師に「何例症の経験があるか」をきいてみましょう。
質問することに抵抗がある方は、次のことに注目してみましょう。
ウルセラの発売元のメルツ社は、症例数の多いクリニックにウルセラ・ゴールデンレコードアワードを授与しています。
複数年にわたって受賞歴があるクリニックは、
継続的にウルセラの症例数が多いことを示しています。
これは客観的な指標になります。症例数に自信があるクリニックのHPには受賞歴が明示されているので、チェックしてみてください。
当院は2018年、2019年、2021年とほぼ毎年表彰されています。
キャンペーンをする目的は、患者さんを呼ぶことです。
症例が少ないため症例数を増やしたい、独自のモニター写真がほしい等が動機に挙げられます。
「良い治療を世に広めたい」という崇高な精神をもったクリニックもあるかもしれませんが、世界的に評価を得ているウルセラはその必要はなさそうです。
当院は患者様のリピート率、ご紹介率が高いので、
ウルセラのキャンペーンをすることは滅多にありません。
当院は日本でも大変珍しく、
ウルセラ2台体制での治療を行っています。
医師が二人、ウルセラも2台体制で診察していますので、通常のクリニックの2倍の患者様を受け入れることができます。
当院は切らないたるみ治療の専門クリニックとして、
開院13周年を迎えました。
ウルセラの症例数、照射効果ともに
最高のものを提供していると自負しています。